フィギュアスケート観戦デビューをお考えのあなたに
あなたはフィギュアスケートをテレビで見ていて、試合に行ってみたいと思ったことはありませんか?
でも、チケットはどうやって手に入れるのだろう?
一人の観戦でも大丈夫かな?
海外の試合に行ってみたいけど、どんな方法があるの?
など、いざ行ってみたいと思っても気になることや疑問がたくさん出てきますね。
またテレビで見ていて、採点や順位が自分が思っていたものと違うことって、ありませんか?
採点競技ですから、完全に自分の感覚と点数が一致することはないとしても
現地で見ていたら採点に納得できることも多いです。
それほど、フィギュアスケートはテレビ観戦と現地観戦で違いが大きいスポーツだと思います。
また、あなたのお気に入りの選手の話を現地に行ってみた人に聞くと、
「テレビで見るより断然、試合で見たほうが良さがわかるよ。」と言われたことはありませんか?
最近はプルシェンコのように30歳を過ぎてもオリンピックで素晴らしい演技をする選手もいて、フィギュアスケートの選手生命は延びてきていますが、
それでも怪我をしやすいことから、思いがけず早く引退してしまう選手もいます。
現役の脂がのっている時に、試合会場で好きな選手を応援できる幸せな時間は案外短いものです。
これまでテレビ観戦していたあなたも、そろそろ現地観戦デビューしてみませんか?
このサイトでは、試合観戦のためのお役立ち情報や、毎年行われる全日本選手権、その他国内大会、グランプリシリーズ、グランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権などの試合に行く方法をご案内いたします。
フィギュアスケートの試合を見に行くメリットって何だろう?
選手のリンクの使い方がわかる
もともとはフィギュアスケートというのは氷に線を描き、その描いた線の正確性などで競った競技です。その名残(もあると筆者は思うのですが)か、今はリンクをいっぱいに使って、美しい線を描くかということも採点に絡んできます。
具体的に言うと、チマチマと小さい範囲でスピンしたりジャンプしたりするのは、あまり評価が高くないのです。テレビではスピン、ジャンプなどの要素が綺麗だと上手に見えますよね。
でも会場だとそれ以外に、一蹴りでグィーンと伸びていくスケートが、雄大だったり優雅だったりするのが良くわかり、美しさを感じることができます。これは残念ながらテレビではなかなか難しい。会場ならではの楽しみですね。
熱気、迫力、スピード、音(氷を削る音、ジャンプの際の着氷の音など)
熱気、迫力、スピード,音も会場へ行ってみないと本当にわかりません。
中でも熱気は、なかなかテレビでは伝わらない部分ですね。あれは会場の観客と選手の一体感なども加わるので。
良い演技のときは、会場が熱を帯びてきます。会場の温度が1〜3℃上がっていると思います。
しかも、その熱の帯びていく感じは、演技それぞれで全然違うのです。あの独特な雰囲気は非常に文章にしにくいです。ぜひ会場へ行って味わって欲しいです。
アイスダンス ペア テレビに出ない選手の良さを知る
私はもともとアイスダンスも好きでしたが、会場でアイスダンス選手の練習を見て、本当にスケートが上手でスピードが速くて、ますます惚れました。
そして本番はさらに惚れました。初めて試合に行く方で、アイスダンスにはまる人が多いのは納得しました。
ペアの面白さや迫力もテレビでは伝わらないし、地上波では省略されていますので、新たな発見をしますね。
テレビに出てこない選手、おもしろいんですよ。衣装とか曲を工夫してる選手もいます。
それから青田買いではないけれど、ジュニアで今後、この選手は上位へくるぞ、という選手も会場だと見つけやすいです。
ある年の全日本で私は宇野昌磨くんと山本草太くんが「イイ!!」って思いましたが、今、活躍しています。うれしい限り。
全日本は、フィギュアスケートの全国大会という要素が強いのも面白いところです。
家族や学校の仲間が応援団として席にいるので、グランプリシリーズとは違う独特な雰囲気です。
大学4年生などは、この大会で現役引退という選手も多く、感動の場面もたくさん目にすることができます。
テレビで放送されないのが本当に残念な気がします。
私は海外試合は今のところ行けてないのですが、各国の雰囲気の違いもあるようです。
フィギュアスケートの試合観戦で失敗しないための3か条
まずはチケット争奪戦に負けないためにチケットサイトへの登録!
試合に行きたいと思っても、まずはこのチケットを入手しなければ、話は始まりません。
近年、日本はフィギュアスケート王国となり、強く華のあるスター選手が次々に登場したため人気選手が出場する試合のチケットはプラチナチケットになっています。
特に引退した高橋大輔選手と今季復帰が決まった浅田真央選手の両選手が出る試合、二人の選手の試合日が同日になると、先行販売から何度トライしても入手できいないという大変な状態になっていました。
フィギュアスケートの試合を取り扱っているチケットサイト全部に登録しておいて
先行販売の案内などがメールボックスに届くようにしておくことが、チケット争奪戦を有利に進める第一歩です。
チケットサイトについてはこちらにまとめてご案内してあります。
私がファンの方と交流してわかった、地味なサイトながら、なかなかの良席を持っているサイトもありますよ。
観戦デビューで大失敗?“マエノメラー”って何?
ファン歴が長く、生で何度も試合を観戦するようなファンは、ジャンプを見分けたり回転数を数えていたり
選手のスケートの滑りの上手さなどをチェックしています。
ですので、顔が好きでその選手のファンになったような人も、いつの間にか顔より足元をガン見するようになります。
足元をずっと途切れることなく見たい、演技全体の流れを見たいという気持ちが強いので、
横の人が前のめりになると、視界が遮られ、非常に不快になります。
横だけでなく一つ上の段の席の人も視界を遮られるようで私の横の人のことを上の人が注意したということもありました。
(このとき、私は席の場所が端のほうだったので、横の人の前のめりはそれほど影響はありませんでした。
防寒対策とトイレ
会場は思いのほか寒い。詳しくはお役立ち情報のところで書きますが、とにかく会場によっても席によっても寒さが違うのが
スケート観戦の準備の難しいところです。
あとはトイレです。圧倒的に女性ファンが多いフィギュアスケートであり、会場が冷えている
トイレの数は限られている、となると本当に休憩時間(製氷時間)は長蛇の列になります。
男性トイレも開放される場合もあり、トイレの前には使用可能トイレ数の張り紙があるので要チェックですよ。